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遥かなる水の音 第5回 村山由佳 小説すばる
あらすじ

ワルザザードを出てティネリールのトドラ渓谷に着いた


グルメなキーワード

ル・グラン・ヴェフールのフォワグラのラヴィオリ

メゾン・ブランシュ

シェ・ジャヌーのプロヴァンス料理

ラルザスのアルザス料理

最後は観光名所は全く出てこない。

延々と砂漠が続く。

クルマを4WDに代えてエルフード、メルズーガに向かう。

緋沙子(サコ)は日暮れまでラマダンを続ける。


着いたホテルはオーベルジュ・カスバ・トンブクトゥ

語源は女性の名前、ブクトゥと井戸を表す「Tim」と合わさって

Tombouctou(ブクトゥの井戸)となった。

現在は危機遺産となっている。


仕事の話をしている緋沙子(ヒサコ)を見てジャン・クロードはうらやましい感情を持つ。

情熱を注げる仕事があることが人間を支えてくれるということを。

彼にはそういう仕事はない。

働かなくても食べていける者の不幸


ハールーンとの出会い(周が好きだった浩介とよく似ている男)

ベルベルの野営地に向かい、ハールーンからヒサコが周のことを聞く。

翌朝、砂漠で骨をまく。



村山さんの小説は結論やメッセージがあいまいなままで終わることが多いのですが

今回も特にメッセージ性は感じられません。

周がゲイであること、死者の存在を感じられることと

サハラでなければいけない必然性はない。

モンゴルでもアメリカでもよかった。

マディソン郡の橋みたいに川でもいい。

非日常を描く対象として作家の個人的なモチベーションのひとつが

砂漠だったという解釈になるでしょうか。

ラストのハールーンとヒサコの対話もよかったがどちらかというと

旅の前半の観光旅行の描写に興味を引かれました。




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テーマ:読書記録 - ジャンル:小説・文学

遥かなる水の音 第4回 村山由佳 小説すばる
あらすじ

モロッコに向かった飛行機が落ちたらしい

浩介の消息がわからないまま結衣は街に出て買い物をして帰ってくる

村山さんは作品の中で登場人物を殺さない人なので

今回は例外かな・・・どうしちゃったのムラヤマさん

・・・ではなかった。

あっさり帰ってきた

おなかをこわして乗り遅れました。

その夜は「かれんと勝利」みたいな。


朝食の小物としてマリアージュ・フレールのポットがワンポイントで登場。


久遠緋沙子はラマダンを始める。

ラマダンとは食べ物に感謝することとみんな一緒におなかを空かせること。

王様もお金持ちも貧乏人も同じ。

クルマでワルザザードに着く

翌日にティネリール渓谷を経由してエルフード、メルズーガまで行こうというところで終わり。


村山さんのお得意は160-161

周とジャン・クロードもそういう描写があってもいいのにここではない。

150 エロスではなく、アガペー

だそうです。

そこまで書くとやりすぎとか思ったんでしょうか?



テーマ:読書記録 - ジャンル:小説・文学

遥かなる水の音 第3回 村山由佳 小説すばる
概要

一行はフェズ・エル・バリ(革職人の街)に向かう。

ブー・イナニア・マドラサ(神学校)、ネジャーリン広場、ムーレイ・イドリス廟を通る

スーク・ダッバー・ギーン(フランス語ではタンネリ)

なめし革染色専門の集落

モスクはアンダルース・モスクとカラウィン・モスクが見える


浩介はパリでコンテナの貨物の仕分け作業を済ませる


次のホテルはマラケシュのリヤド。

一行はジャマ・エル・フナ広場を訪れる。

「死者たちの広場」を意味する。昔は公開処刑場だった。

今は「ジャマ・エル・ファナーヌ」(芸術家たちの広場)とも呼ぶ。


料理の名前はタジン、クスクス、ハリラが出てくる。

名物の即席刺青は「ヘンナ」


最後に飛行機に異変があったというシーンで終わる。


キーワードを取り上げると観光旅行のようです。

周のモノローグは冒頭のみ。

それほど深い描写はなくて革職人の街とヘンナの姿が細かく書かれてます。

観光地よりも村山さん的には工芸品の方が得意ジャンルで取り上げやすかったんでしょう。

でもそんなに革職人の街ってくさいんだろうか?



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遥かなる水の音 第2回 村山由佳 小説すばる
あらすじ

タンジェに着いて運転手のザイード・アリが加わる。

彼はイスラム教徒でラマダン中。

最初のホテルはメディナのエル・ミンザ。

バロウズ、ギンズバーグ、ケルアックが集まったサロン。

モロッコ料理の説明はタジンとクスクスについて書かれてます。

一行はメディナ(旧市街)のスーク(市場)を歩く。

ボウルズがシェルタリング・スカイのラストを書いたカフェ・ハーファを訪れる。

次のホテルはタンジェのパレ・ジャメイ

一泊7-8万円。

ここで日本から連絡があり浩介はパリに一度戻ることになる


モロッコに入り、ラマダンの説明とメディナのスークの描写が続きます。

カフェ・ハーファも観光スポットのひとつ。

一般庶民の暮らしと豪華なホテルを使う人たちとはほぼ別世界でしょうが

文字表現だと豊かさの方はイマイチ想像がしづらいです。

写真での補足説明が欲しかった。

仕方がないから検索して見てますが確かにすごいホテルのようです。



テーマ:読書記録 - ジャンル:小説・文学

遥かなる水の音 第一回 村山由佳 小説すばる
まず登場人物の紹介

既に亡くなってしまった周(あまね)

彼はモノローグでのみ存在する。


周の姉でパリで旅行代理店に勤める久遠緋沙子

長野から来た2人の女性のお客さん。吉野さんと塩沢さん。

緋沙子の恋人でビストロのオーナーであるアラン・ジルボー。


周の姉でありインポートショップ「FUNAGURA」を経営する早川結衣

早川結衣の同級生で共同経営者の奥村浩介

インポートショップの店員、陽子さんと佳奈さん


周の同居人だったゲイのジャン・クロード・パルスヴァルは働かなくても暮らせる金持ち。


周は生まれつき「違う世界」を感じ取ってしまう感性の敏感な人。

たぶん江原さんみたいな人?

ゲイを自覚していて最後はパリで病に倒れる。
(でも病名についての記述はない)

ジャン・クロードがずっと看病していた。

周が生前、緋沙子とジャン・クロードに自分が死んだら灰をサハラにまいて欲しいというのが物語の骨格。

その旅に結衣と浩介が同行する。


初日は空路でスペインのセビーリャまで向かい電車でアルヘシラスへ

そこかららフェリーでモロッコのタンジェ。

2日目はフェズ

3日目はエルフードを経由してメルズーガへ

その後マリのトンブクトゥへ向かう。


後半、タンジェについて少し説明があります。

作家のポール・ボウルズが終生暮らした街。

ドラクロワ、マティスの絵の題材。

ストーンズのブライアン・ジョーンズが影響を受けた街など。


周の特徴はゲイであることと「違う世界」を感じる人であること。

具体的な神秘的な能力や死者との交流みたいな描写はなく

亡くなった時の病状についても書いていない。

残された人たちもなぜサハラなのか理解していないが遺言ということで旅が始まる。

それぞれの背景は湘南とパリ、インポートショップと旅行代理店業と違うなか

アフリカの非日常的な風景の中で何かを感じる旅のようです。



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